コラム

  •   
  •   
  • 小泉の昔のあれこれ「就職まで」
  • 小泉の昔のあれこれ「就職まで」
    Pocket

    今回は、私がサラリーマン時代だったことについて、少しご紹介したいと思います。
    おそらく、塾で仕事をしている自分しかご存じないかもしれませんが、前職は、普通のサラリーマンをやっていました。

    ● 世界同時不況が始まった年に就職活動

    大学を卒業したのが、2010年3月。新卒で入社した会社は、グループ採用をしている会社で、
    不動産と金融業がおもなホールディングスの採用をされました。
    当時はグループ会社に秋葉原にPCパーツを売る、小売り会社もありました。

    当時は、就職が難しくなり始めた年です。
    2009年のリーマンショックという、世界同時不況の影響が国内で出始めていた年でした。
    みなさんは、イマイチ理解できないかもしれませんが、サブプライムローンというものの影響で、世界中で景気が悪くなっていきました。
    (どれくらい景気が悪くなった時代なのかは、お父さん・お母さんに質問してみよう!)
    大手銀行や、大手電機メーカー、自動車会社などが、新卒採用を絞り始めた年です。
    翌年以降は、東日本大震災の影響もあり、内定取り消しなどもニュースをにぎわすほど、大卒の就職率が悪くなりました。
    私が通っていた明治大学は、就職に強いといわれていますが、当時は、友人も内定が1社もないという人も、わりといました。
    就職浪人といって、わざと留年をして、翌年、もう1度就職活動をする人もいたり、大学院進学をする人も、増えました。

    そんな中、私も、就職活動なるものをして、自分がやりたいことを考えて、
    将来にやりたいことができる、または、そのチャンスが得られる会社を軸にして、就職活動をしていました。
    ですから、やたらめったらと採用試験は受けず、10社だけうけました。
    その際に感じたことですが、企業側も、ミスマッチを防ぎたいので、しっかりとこちらを試している、見ているということ。
    ですから、自分の意見や考え方が固まっていないうちに受けた会社は、すべてすぐに落ちていました。
    途中から、いろいろと大人に相談をさせてもらったり、知り合いの企業の経営者の方、社会人の準備をするためのセミナーなどに参加し、
    しっかりとのぞむことにしました。

    結果的には、当時としては運よく、2社から、「内定」をもらうことができました。

    ● 内定あと

    1社は、マーケティング系の会社。初めての最終面接までいった会社でした。
    3次面接の役員面接のときには、だいぶウケがよかったのですが、最終面接の社長面接のときには、
    「聞いていた人物像と違う」と言われ、その場で、コミュニケーションのレクチャーを受けたのを、よく覚えています(笑)
    こちらの会社では、内定をもらったあと、実際に営業に同行させてもらって、入社あとの仕事をイメージしてもらうという取り組みをしていました。

    私が、営業同行したのは、2社。
    1社目が、日本電気。ご存知ですか?
    そう、あのNECです。本社ビルまでいって、異様にオフィスも広かったのを覚えています。
    あー、会社ってこんな感じなんだなと思いました。目の前には、ドラマでみるようなオフィスが広がっていましたから。

    もう1社が、フォルクスワーゲン。
    こちらも、とてもキレイで高級感のあるオフィスでした。

    営業同行といっても、特になにもするわけではないのですが、まさに、「交渉」「提案」といったことをされていました。

    この経験で、営業職というイメージがついたので、大変貴重な経験でした。
    とても、いい会社さんだったのですが、結果的には、この会社は辞退をさせていただきました。

    その理由は、入社したもう1社が魅力的にみえたからです。

    ホールディングス形式をとっている、グループ採用の会社っていうのが決め手でした。
    将来的には、新しい仕事を自分で立ち上げたいと思っていたので、環境的に自分にマッチしていると思いました。
    また、東証マザーズに上場している、上場企業としても、中堅企業といったところで、
    グループ全体で、社員数が400~500人ほどおり、前述の会社よりも、規模や社員も多かったため、
    より、自分のためになると思いました。

    さらには、当時は経営陣が新しくなってから初めて、本格的な新卒採用を行い始めた年でした。

    これまでは、中途入社(転職)が多いため、企業文化が醸成されていない。
    そのため、新しいことにチャレンジをしていきたい、だからその中核を、君たち新卒が担ってほしい。

    社長や役員、人事担当の言葉が決め手でした。

    さまざまな事業を始めていく、そんな環境が自分にとって、うってつけだと見えたのです。

    内定式の後にも、役員や社長とも食事をする機会や、翌年の採用のお手伝いをさせてもらったということも、
    充実した大学4年を過ごせたことを覚えています。

    このように過ごせたのは、自分なりに、高校の時から、「自分で仕事を始める!」と軸があったからです。
    大学時代に初めて何か、仕事について考えると、どうしても妥協的になってしまうと思います。

    現在中学生や高校生なのであれば、今からでも、自分が将来的にどんな仕事をしていたいか、考えながら過ごすと、
    有意義な学生生活が送れるのではないでしょうか?