コラム,小泉の昔のあれこれ

小泉の昔のあれこれ「塾講師をはじめた理由」

今年度もGWが過ぎてがだいぶ落ち着いてきました。
今年は、このサイト内の記事を100増やそうと思っています。

これほど小さな塾だと、1人であれこれとやらなければならず、頭の中がスッキリしないため。
「ものを書く」というアウトプットによって、思考が整理されるという部分もあります。

あとは、普段授業の中では語れないことなど、文字に残しておき、いつでも、どんな方でも
当塾のような私塾を知ってもらえればと思っているのです。

講師をやっていると、私の過去について、生徒・保護者から色々質問されることが多いので、
お話できる過去について、徒然なるままに、書き綴ってみようと思います。

◆塾講師をやり始めた理由

現在、私は授業をある程度何でもやっているわけですが、元々は文系の人間です。
かつて、某Eゼミナールという最大手で、大学1年の5月頃に塾講師の時間講師として応募をしました。
応募は、ネット上のアルバイトサイトで検索し、応募。
数ある中から、塾講師という仕事を選んだ理由は主に3つありました。

1.時給が高い
2.プレゼン能力など、社会人になったときのスキルが身に付く
3.教えるってことが面白いと感じていた

1つ目の「時給」
まぁ、なんと安易といえば、安易であると思うのですが、時給は選んだ主な理由でした。
Eゼミナールを選んだのも、他の塾よりも、時給が高かったから(笑)
家庭は、自営の土建屋であったため、大学の学費など出せる余裕もありませんでした。
そのため、大学は奨学金を受けて、親からの学費援助は、ほぼなかったため、
学生時代にある程度稼ぐ必要がありました。
その時は「時給が高い」=「毎月稼げる!」と、安直な思考だったわけですが、今となって思えば、時給が高いのには、
それなりの自由があるということを考えていない、浅はかな発想でした(笑)

2つ目の「能力開発」
ご存じの通り、私自身、高校時代は勉強していないため、二浪もしたわけですが、大学に入学した時点で現役の子より、
2歳年上なわけです。他の子より、大学受験に2年かけてしまった、との想いが当初は強くありました。
その「二浪した」ということが軽いコンプレックスでした。
高校時代は、それなりの進学校だったため、1年浪人すれば、早稲田に受かる生徒は、結構ざらにいました。
それなのに、二年も浪人しても、早稲田にも受からない…といった気持ちがありました。
(入学してみると、意外に、もっと進学校で二浪している同期が結構いました)
そのため、単なるお金稼ぎ目的のアルバイトにしたくなかったという気持ちが強かったのを、よく覚えています。

3つ目に、「教えることが面白かった」点。
私の小学生時代、他の子より、勉強に関して真面目だったり、そろばんを習っていたりしたこともあり、
結構勉強はできる部類でした。
小学生の頃の担任の先生が、ドリル等早く終わった生徒を、先生役にして、他の子に教えるというシステムをとっていました。
そのため、私が先生役になり、丸付けしたり、教えたり、頼られたりというのが面白かった感覚がずっと残っていました。
この感覚は、当時は優越感に近い感覚だったのだと思います。
「凄いって言われたい、教えて〜って頼られたい→勉強する」という単純な思考回路が、小学校、中学校と私の原動力だったような気がします。それを、面白いと錯覚していたのかもしれません。

当時の自分からすると、まさか、それを現在の仕事にするとは、当時全く考えてもみませんでした(笑)

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