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点数が良い子の特徴6:質問をすることができる子
これもまた、当たり前でしょ?とお思いの方も多いと思いますが、話の根はもっと深いところにあります。
最近では、質問をすることができる子というのは、なかなか少なくなっています。
質問の仕方という意味でも、数年前の子たちよりもレベルが下がってしまっていることは否めないのですが、その話は次回にしましょう。
質問をすることができると、なぜ点数が良いのか?
単純に問題が解決できるという意味合いももちろんあります。
しかし、質問をするということは、自分自身がわからない場所をきちんと説明しなければ、質問することができません。
つまり、自分のわからないことを、質問をするという行為で、頭で整理することができます。
意外と質問をする時点で、無意識のうちにその子は問題点を整理しているのです。
そのため、質問をしているうちに、自分自身でごちゃごちゃとしていた思考が、だんだんと整理されていきます。
一方質問をしない子は、もちろんそういった機会がないわけですから、悶々とわからないところや、曖昧なところはそのままとなってしまいます。
説明をするということは、自分が曖昧にしている点もすべて言語化して、相手に伝えなくてはなりません。自分の意識の中ではなんとなく考えていたことも、誰かに伝えるとなれば言葉にしなければなりません。
必然的に、相手に伝えるという行為によって、説明事項を相手に伝わるように整理して伝えなければなりません、
こういったことは、訓練によって修練していくことができます。
質問する子であればあるほど、自分がわからないことを伝えるという機会が増える、結果的には質問した子の学力は上がる可能性が高まっていきます。
質問をするような、お子様に育てるための工夫を心掛けてみてください!