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東京都、私立中学授業料の10万円助成拡大 所得制限撤廃 私立中受験検討?
東京都が授業料減免の世帯所得の枠を撤廃!?
以下の報道が日経新聞で行われました。
東京都は6日、私立中学校の授業料を年10万円まで助成する支援制度について、2024年度に所得制限を撤廃することを決めた。都内に住む子育て世帯の負担軽減が狙いで、助成対象者は倍増の約7万1000人となる。同日の24年度予算案の査定後に小池百合子知事が明らかにした。
都は世帯年収の目安が約910万円未満の家庭を対象に23年度から私立中学の授業料の一部助成を始めた。都内に加えて、都外の私立中学に通っている家庭も対象としている。所得制限の撤廃を見据え、24年度予算案に81億円を盛り込む。
東京都立大学の授業料については、世帯年収が約478万円未満の所得制限をなくし24年度に実質無償化する。都は23年10月に、24年度から所得制限を910万円未満に緩和すると発表していたが、さらに対象を広げる。学生の生計維持者が都内に在住していることが条件で、予算案に15億円を計上する計画だ。
東京都は私立高校を含む全ての高校の授業料も24年度から実質無償化する方針だ。所得制限をなくす方向で、予算案の編成作業を進める。
(日経電子版 2024年1月6日 21:00)
東京都が続々と教育費の負担軽減策を出しています
私立高校の授業料を実質無償化をする報道は、広くされているため、ご存知の方も多いと思いますが、年初に実はこういった発表もなされておりました。それは
「私立中の授業料を年間10万円までを都が助成をする、所得制限も撤廃する」というものです。
元々所得制限つきですでにあった助成のシステムですが、この制限も撤廃されました。
年間10万円ということで、金額からすれば、私立の高校と比べると1/4程度ではありますが、通常、私立中に進学をするということは一定の学費負担をするという考え方が一般ですが、東京都はやはり予算があるのでしょう。
私立中の学費にも助成がつくというもの。
確かに子どもの数が少なくなりつつありますが、実は東京都は、やや微増している傾向があります。
(とはいえ、これは地域差がだいぶあるというのも事実です)
地元公立中以外の選択肢になる中学受験
現在、当塾でも中学受験をしようかどうか悩んでいるという相談や家庭が増えております。
とりわけ、地元中の噂や内申点、成績評価のつけ方など実情の情報を得た家庭が、その検討をし始める傾向があるように思います。
この私立中授業料の助成以上に、私立高校の授業料が全額カバーされるため(所得制限なし!)私立中、特に身近なレベルの中学校は積極的に受験生をとっていこうという意向が感じ取れています。
確かに、施設費など費用は公立中学校よりもかかりますが、
高校受験をせずに済む点などを考慮しますと、中学校~高校の受験費用は抑えることができます。
生徒
私立中の問題って難しいのか? 結論:基礎レベルは多い!
確かに小学校で習う内容よりも、通常は高いレベルの問題は出題されます。
しかしながら、実際に出題される問題をぜひご覧いただければと思います。
近隣で大学付属でもある板橋区の帝京中の問題を見ていただければと思います。
帝京中・高校ホームページ(過去問)特に差がつきやすい、算数の問題。
合格点数多くの場合60%程度が多いです。
英検利用の入試も広がり(得点換算して、残り1科目で60%程度とればOK!)
などというケースが多くなっています。
小5生から準備をすれば、ごくごく一般的なレベルからスタートをしても、無理なく到達させることができます。
当塾ですと、映像・超効率的な演習システムをとっているため、短期間でも10か月で合格まで達することも可能です。
加えて、私立中受験は、とても従来的な指導が色濃く残っているため、受験準備は大学受験よりも高額(月額7万円以上!!高い…)になりやすいです。
しかし、演習部分など代替可能な部分にデジタルを入れることで、コストを抑えつつ、むしろ合理的に学習を進めることができています。
大切なのは、合格を目指すと同時に、お子さん自身がレベルアップすること、この年代での学習経験は中学校~高校にかけての学習経験に大きく影響を与えます(頑張った経験があることは大きい!)
確かに嫌々の受験は確かにつらいことになるかもしれませんが、ぜひ、各学校の説明会などに参加してみてください。
公立からのコースと違った形での体験、経験が得られることと思います。お子さんたちが将来に活躍できるために一生懸命、汗をかいている人たちがいることを感じていただけるのではないかなと思います。
【演習の様子】
他塾では、お断りされてしまった時期、生徒さんでも、そのチャンスは獲得できます。