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点数が良い子の特徴3:忘れ物をしない子

小学生の頃から、忘れ物が多くて〜と先生から言われてしまう子はいませんか?

私の周りや、生徒にも少なからずいます。

忘れ物ばかりしている子は、総じて学力は高くありません。経験則ですが、これはかなりの高確率です。
おそらく、忘れ物が多い子というのは、「準備する」という考え方が身に付いていないのだと思われます。
特に、親御さんが共働きのご家庭も多いとは思いますが、そういったご家庭で、忘れ物をチェックするという機会を作らなければ、準備する子はそうそう育ちません。

忘れ物をしない子というのは、きちんと、次のことを進める上で準備をしています
口頭で言われただけでも、きちんと思い出すし、メモを見返している。
忘れ物が多い子は、ただいつも通りの時間・場所に、いつも通りに行こう、という程度しか考えずに行動しています(もちろん無意識です)

点数がとれる子というのは、見慣れない形の問題を見たとしても、授業で習ったことや先生が注意点として説明したことを思い出します。
必ずではありませんが、忘れ物をしない子は、そこでなんとか得点することができる。試行錯誤をしながらでも、ゴールへたどり着こうとします

普段から、一歩立ち止まって思い返すことができるから得点しやすいのです。

一方忘れ物が多い子は、猪突猛進で問題に当たり、見たことがない形なので、それで終わり。
これはこれで、新しいことへのチャレンジ!という精神であれば、構わないと思うのですが、こと学習面において、こうしたことの積み重ねが点数に現れてしまいます。
日頃の習慣と言ってしまえば、終わりですが、一朝一夕では改善できないからこそ、小さい頃から当たり前と言われることは、徹底してできるようにさせておくことが重要です。

私がサラリーマンをやっていた時ですが、意外と当たり前じゃないの?それって。ということが、できていない同世代が多くいた記憶があります。
会社内に関わらず、取引先や、仕事を通じて関係のある方たちです。
私は、仕事を発注する等の側で、仕事を任せる先を選べる場合に、やはり、自然と当たり前のことができている人がいる会社に頼むようにしていました。

それは、

「きちんとやってくれそう」

だからです。

もちろん、価格等の差も考慮しますが、先方のミスが多かったり、仕事が粗かったり、期限がルーズだったりした場合、私のスケジュールにも影響してきて、はたまた上司に怒られたり、さらに別のお客さんに迷惑をかけてしまうこともあります。
そういった場合、きちんとしていない人に任せるというのは、「リスク」なのです。

1つの例を挙げましたが、お宅のお子様もいずれは大人になり、いずれ仕事をするようになります。
そうした時、お願いしていたことを「あ、忘れていた」では済まされず、責任問題になる場合も、社会に出ればあります。

ですから、会社側からすると、当たり前ができていない人を採用するのは、リスクなのです
入社後に教育する、というのが日本的な風土ではありますが「社会人として当然身に付いているようなことまでは、教育の対象外」です。
できなくはありませんが、そういったことまで会社が教育をするとなると、「必要以上の教育費がかかる」ということです。
教育にはお金がかかる、というのは、子供たちだけの話でもありません。
大人になった後、研修やスキルアップをさせる上で、会社がお金を払ってくれるとしても、身に付かない人にそういったチャンスを与えるでしょうか?

小学生のお子さんは、特にこういった当たり前のことを習慣化させることに注力するだけでも、中学生、高校生、はたまた、大人になったときに様々なメリットを享受できるはずです。

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