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  • 小学校のテストは簡単。80点では足りていないという現実。
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    「80点取れている」ではなく「80点しかとれていない」

    当塾でお預かりしている生徒たちのメインは、中学生や高校生です。
    ですが、彼らの学力を改善させることは、実は並大抵のことではありません。
    たくさんの生徒たちが、なんとか頑張って、私たちも頑張り、学力の改善を達成しています。
    今日、この瞬間もその頑張りが続いています。

    そうした指導をする中で、切に感じることがあります。
    それは、「小学生範囲ができている」という言葉は、「小学生範囲は、定着していないかもしれない」と
    同じことを意味しているということです。

    私たちは、中学生に入り、どの程度のレベルが要求され、必要としているかを熟知しています。
    いくら、親御さんが小学生範囲ができていると言っていただいても、なかなか中学生の高水準に達する
    子は非常にレアなのです。

    その背景には、「中学校の定期テストと小学校のテストの実施時期」があります。

    ご存知の通り、中学校の定期テストは「一定の時期にまとめて、他科目も同時」が原則となります。
    一方、小学校のテストは、「単元が終わってから、その後に間を置かず、1科目ずつ」が一般的です。

    これは、どういうことでしょうか?

    小学生のテストは、その多くは、生徒個々人で、「テストの勉強をして受ける」ということがあまりありません。
    なぜかというと、単元を学習したあとの確認のためのテストでしかないからです。
    勉強した直後にテストを実施すれば、知識が新鮮ですので、生徒たちは特にテスト勉強というものが
    必要ありません。
    そのため、小学生はテストのために勉強をするという発想・習慣がないまま、中学生になってしまうのです。

    一方、「中学生は、定期テスト期間に、準備をして受ける」ものです。
    中1ギャップという言葉があるように、学習面においては、
    「小学校から中学校への橋渡しはうまくできていない」ケースが多いのです。

    実際に、塾生が通っている中学校では、中数学の問題では、中1の1学期から応用的な分数の
    四則計算が出題されます。
    一方、小学校でそのレベルの分数の計算が行われているのか?というと、
    実際は、ほとんどなされていない現実があります。

    つまり、中学校の先生が考える「これぐらいできなければダメ」というレベルと
    小学校の先生が考える「これくらいできればよい」というレベルが一致していないのです。

    したがって、先々の中学校入学後の視点で考えると「小学生範囲は、まだ定着しきれていないね」
    という評価をせざるを得ないのです。

    ぜひ、参考にしていただき、本当の中学準備をしていただければと思います。