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点数が良い子の特徴5:期限を守ることができる子
これもまた、学力と関係がないように見えることになりますが、私たち、現場で指導している方であれば、共感していただけるのではないでしょうか?
期限を守るということは、子供ならずとも、大人になっても大変重要なことです。
期限を守らない相手は、信用を得ることができません。
とりわけ、期限を守るお子さんは、十中八九、親御さんも期限をしっかりと守られています。
(ということは、その逆は…)
この期限を守ることができることは、大変よい効果をもたらします。
期限を守る子供というのは、期限を意識し、逆算ができる子だからです。
点数が良い子、学力が高い子は、目的がハッキリした上で、無意識ですが、計画をザックリとでも立てています。
学校でも、学習計画表を作成⇒提出をさせているのを目にします。
もちろん、取組みとしては大変大切なことですし、有意義なことだと思います。ただし、その効果測定やプロセスのチェック&アドバイスが欠けているケースが多々あります。学校でやっていることが、形だけになってしまうのは、適宜、そのやり方を教えていないからです。考えていることは、とても合理的であるからこそ、学校教育の残念なところの1つといえます。
そこがまさに、学校と成績に責任を持つ学習塾との違いであるともいえるでしょう。
やや話がそれましたので、話を戻しますと、計画を立てられる子の思考プロセスはこのようなものです。
例えば、5ページも宿題が出た。
「1週間の内、土日はサッカーがあるから、平日1日1ページずつやれば終わるな」といった具合です。
ご自身の子供に、「宿題やったの?」と聞いたときにこのような返事が返ってきたら、いかがでしょうか?
大変納得のいく説明だと感じませんか?そう感じる理由としては、「論理的な説明」であるから納得できるのです。あとは、実際にそれを実行しているかだけ、親御さんはチェックすればOK。
期限を守ることを意識し、できない!ではなく、「どうすればできるかな?」と考えるようになあれば、必然的に解決手段を考えることが習慣化し、言い訳をしない子になっていきやすくなります。
これは、れっきとした「論理的思考」といえるでしょう。
とかく、論理的思考力を高めることの重要性を声高に叫ばれますが、下手な問題集を解かせるよりは、期限を守ることを通じて、論理的に考える力は十分に養うことができるのではないでしょうか?