コラム,ブログ

じっくり時間をかけて着実に成果を上げる

夏期講習が終了しました。 今年度は、文武両道を目指す生徒が在籍していたため、イレギュラーに対応が必要な夏でした。

それでも、総じて昨年度の生徒と同じくらい学習できたようです。
それぞれが、どういう状況になると、自分は学習時間を確保できなくて、
「問題を解く・見直す・答え合わせする・解説から学ぶ」のにどれくらい時間がかかるのか?
を 実体験として感じることができたかと思います。

これまでの、私が関わってきた生徒たちからとった、データによると、 中3の夏休み前を含めて
「50日間で250時間以上学習した生徒は、成績に変化が生じる」という ものがあります。

とりわけ、昨年度の生徒たちのデータを今年度も活用させていただきました。

そして、その先輩たちがどのようなところへ進学していき、V模擬等の公開模試で どのように成績変化をしていったかなど、視覚化して何度か見せて、 モチベーションを上げていきました。

今年度の子たちは、素直な反面、指示待ちである傾向がありましたので、
学習方法や、優先順位の付け方、見直しの仕方、解き直しの重要性とやり方 など、結果が出やすいプロセスについて解説をしました。

今週末は本番のV模擬、第1回ですね。 昨日、授業終わりの生徒との談笑の中で、1番通塾が長い生徒の話題になりました。

昨日は、模擬試験だったのですが、模擬試験前に、他の人が談笑や休みらしい時間を 過ごしている中で、
1人その輪を抜けて、社会のノートを必死に見返していました。

その様子を見ていたある生徒が、「頑張ってるな〜、凄いな」と感じとのことです。

それほど、成績が良い!とおせじにも言えるわけではありませんが、最も通塾が長い その生徒は、中1段階と比べると、
定期テストが約2年で5科目が100点上がっているという事実は 紛れもない事実です。

彼が上がったのは、偶然ではありません。 きちんと、王道の勉強を、私に言われながらも、きちんと継続した成果です。

勉強に才能は、さほど必要ありません。 だから、最初はできなかった子であっても、だんだんと結果に現れてくるのです。
そこには個人差はありますが、例外なく結果は出ます。

ただし、「正しいやり方で、適切な量を確保」しなければ、結果は出ませんので、ご注意を

世の中の、結果を出せない先生、講師、家庭はそこを誤解していることが多いようです。

そしてその凄いと言っていた生徒は、それを聞いた後、 「俺も、もっと早くに来てればよかった・・・」と言っていました。

彼自身、長く、自宅近くの個別指導塾に1科目だけ通っていましたが、 成績向上という点ではなかなか難しかったはずです。

私と前塾の大きな違いは、「必要なものは、きちんとご提案した」ということだと思います。
それでも、V模擬等、成績の重要度が増してきて、結果を出さなければならないと 実感するようになったからこそ、そういった言葉が出たのでしょう。 何より、王道で上げていくには、時間が必要です。

結果がなかなか出ない時期でも、私の言葉を信じて通わせ続けてくれた、親御さんにも 感謝です。 7f59ebb67a4eea9dea63b80915fdda71_m

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