12/6(土)小茂根会場で「首都圏模試 スタート模試」を実施しました|板橋・練馬・豊島区 GMARCH現役合格 総合学習塾ラボ寺子屋

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12/6(土)小茂根会場で「首都圏模試 スタート模試」を実施しました

12月6日(土)、小茂根会場にて「首都圏模試センターのスタート模試」を実施しました。

今回は小茂根教室と蓮根教室の生徒が集まり、さらに「受験検討中」「模試は初めて」という生徒が4名チャレンジ。

会場には、初めての緊張と、“やってみよう”という前向きなエネルギーが同時に流れていました。

模試は、点数を出すためだけのものではありません。
「受験を、自分事に変えていく」ための装置です。今回のスタート模試は、そのスイッチを入れるのにちょうどいい機会になりました。


首都圏模試センターの「スタート模試」とは?(性質・狙い)

首都圏模試のスタート模試は、中学入試で求められる力を“早い段階で知る”ための模試です。中学入試では知識・技術だけでなく、知識を使って課題解決の糸口を見つける力、情報を整理して粘り強く調べる力、自分の考えを説明する力が問われます。

スタート模試は、そうした力を確かめ、今後の学び方の手がかりを得る機会として位置づけられています。

そして特徴は大きく2つ。
① 国語・算数の「基礎力テスト」(各学年の小学校学習範囲から出題)と、
② 知識の有無ではなく思考力・表現力を問う「思考力テスト(総合型・適性検査型)」の2本立てであること。

「受験勉強を始める前に、受験で必要な力の種類を知る」——ここが、スタート模試の価値となるところです。


初受験がほとんど。それでも“身近な中学受験”として一歩踏み出せた

今回受けた生徒は、模試そのものが初めてという子がほとんどでした。
さらに、保護者の方や兄弟姉妹にも受験経験がないご家庭も多く、「受験って何から始めればいいのか分からない」状態からのスタート。

だからこそ今回のスタート模試は、
「中学受験を、いきなり遠い世界にしない」
「まずは一度、実際に“受験っぽい体験”をしてみる」
という意味で、とても“身近な中学受験”の入口になったと思います。


時間配分と初見の思考力問題に苦戦。それでも最後まで粘った

実際の様子としては、やはり最初に壁になるのが時間でした。
「思ったより速く進まない」「どこから手をつけるべきか迷う」——このあたりは、模試未経験だと“当然のつまずき”です。

また、初めて見るタイプの**思考力系(総合型・適性検査型)**の問題では、戸惑いながらも、最後まで粘って食らいついていました。
ここが一番の収穫です。受験は、才能よりも「粘れるか」「改善できるか」が伸びを決めます。今日粘れたなら、次はもっと伸びます。


小5からは「会場受験」に。今回のスタート模試で学んだ“本番の型”

小5以降は会場受験が中心になり、環境も緊張感も一段上がります。
その前段階として、今回のスタート模試では次のポイントを体験として学んでもらいました。

・解き始める順番(時間配分)
・できる問題から取り組む
・満点をとる必要がないこと
・できる問題の見直しの重要性(得点を高めること)
・問題用紙に作業をどんどん進めていくこと

これは「勉強の話」ではなく、試験で戦うための作法です。
この作法を早めに知っている子ほど、模試のたびに改善が効いて、伸びが加速します。


結果は約2週間後。返却面談で“次の一手”を具体化します

模試結果は2週間ほどで採点・返却される予定です。返却後は、後日あらためて返却面談を実施します。

大事なのは結果そのものではなく、
「どこで失点したか」
「次に何を直せば点が伸びるか」
を、本人が理解して次に行動できる形にすること。


受験を“自分事”にできるかが勝負。親主導の限界を超えるために

意識を高める経験を積み重ねていくことで、受験を自分事にしていけるかどうかがポイントです。
親主導の受験は、途中までは進んでも、最後まで走り切れないケースも少なくありません。

だからこそ当塾では、模試を「受けっぱなし」にせず、
定期的に見直しをかけながら、受験を“自分のプロジェクト”に変えていくイベントとして活用していきます。
受験は、始めた瞬間に勝負が決まるのではなく、“自分事にできた瞬間”から勝負が始まります。

ここからスタート。準備として取り組みしていきましょう!

お疲れさまでした


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