上板橋第二中,定期テストの講評

2015年上二中 1学期期末テスト(中2)講評

上板橋第二中学校の1学期期末テストが終了しました。
現在わかっている科目のみ、テスト問題について講評を書きました。

評価については、当塾独自のものですので、悪しからず。

国語 総合難易度 ★★★(標準)
問題数 ★★★(標準)
問題難易度 ★★★(標準)
問題の出典 作成者:高橋T<出題構成>1.漢字の読み書き2.文学的文章「アイスプラネット」3.古文「徒然草」

4.詩

5.説明的文章

特徴 全体として、問題はオーソドックスな出題であった。授業や所定のワーク類を実施し、答えを覚えていれば、得点しやすかったと思われる。漢字については、学習範囲のうち読みにくい漢字を意図的に出題がされている。古文・詩についても出題がされたが、典型的な問題ばかりであり、これも知識的な面が大きい。説明的文章については、記述問題が2台あるが、あとの問題は、抜き出す問題であるため、解答しやすかったと思われる。
数学 総合難易度 ★★★(標準)
問題数 ★★★★(やや多い)
問題難易度 ★★★(標準)
問題の出典 作成者:高井T出題元:ワークから多数<問題構成>1.単項式・多項式・等式の変形・文字式2.【文章題】文字式

3.【計算】式の代入

4.【計算】式の値

5.【文章題】多項式の計算

6.【計算】等式の変形(四角錐の体積)

7.【証明】「3つの続いた奇数の和は3の倍数になる」

8.【証明】「奇数と奇数の和は偶数になる」

9.【計算】文字式の利用

10.【証明】「カレンダーの中の十字に囲まれた数の和は5の倍数になる」

11.【計算】文字式を使った面積計算

12.【計算】連立方程式

13.【計算】連立方程式

14.【文章題】連立方程式(本数と代金)

15.【文章題】連立方程式(個数と代金、代金間違え)

特徴 1学期はテストが1回ということもあり、テスト範囲が広かった。そのためか、問題自体が基本問題ばかりであったが、総大問数が、15問とやや多めの問題であった。それにより、問題の解き方を迷ったら、間に合わないというタイプの出題だったと言える。全体としては、浅く広く基本問題を出題である。「式の証明」の関連問題が4問出題されており、この問題で、相当の時間を要したと思われる。ただし、この証明問題も、ワークからの出典であり、きちんと準備ができていた生徒は書くことができたと思われる。ただし、採点基準が厳しく、部分点が配点されていないようで、時間をかけたとしても、点数を得られないという人が多数いたと予想される。そのため、得点が思うように伸び悩んだという生徒が多かったのではないかまた、注意が必要なのは、上二中特有の、連立方程式の解き方を詳しく説明する点まで正解しなければならない。入試的な視点で言えば、さほど重要ではないのだが、意図していることは、きちんと学校の授業を聞いているかを試すという問題だとみられる(塾ではそのように途中プロセスは徹底させないことが一般的であるため)
英語 総合難易度 ★★★(標準)
問題数 ★★★★(やや多い)
問題難易度 ★★★(標準)
問題の出典 作成者:穴原T

<問題構成>

1.リスニング

2.リスニング

3.【英単語】 英語→日本語 ・ 日本語→英語

4.【文法】過去形・接続詞・助動詞/適語補充形式

5.【知識】疑問詞を使った疑問文/会話短文、適語補充・選択式

6.【文法】過去形・助動詞/適語補充

7.【文法】時制/書き換え

8.【文法】感嘆文・接続詞/語順整序

9.【会話文】日本語説明、英問英答、英作文

10.【文章読解】日本語説明、英問英答、内容一致

11.【ビジュアル問題】英作文(使用語指定)

12.【英作文】過去進行形・未来形/英作文

特徴 分野としては、今回の範囲の中から万遍なく出題がされている。問題の大問は多いが、小問は少なく、無理がない分量ではあるが、文法問題に時間がかかっていると、時間が足りなくなる可能性がある。全体としては、文法的な問題のウェイトが重いが、各問題は標準的なレベル。学校ワークレベルの問題ばかりである。文章については、教科書本文のままであるため、多少読めなくても、答えることができてしまう。最も差がつく問題とすれば、英作文である。文法を守りつつ、自分の意見を書くという点では、あまり準備できていない生徒が多かったと思われる。この英作文が最も差がつく問題と言える。しかしながら、決して難しい英作文ではないので、きちんと対策(書く練習)をし、添削を受けている人であれば、得点することができる。高得点を狙う人は、この準備を行うとよい。
理科 総合難易度
問題数
問題難易度
問題の出典
特徴
社会 総合難易度 ★★★(標準)
問題数 ★★★(標準)
問題難易度 ★★★(標準)
問題の出典 作成者:吉田T<問題構成>1.【地理】オセアニア州2.【地理】世界から見た日本/日本の国土・国境・時差計算3.【地理】世界から見た日本/地形・海流・雨温図・

4.【地理】人口ピラミッド、【説明】少子高齢化

5.【地理】資源・産業/生産量データ読み取り、産業別労働者・工業地域別グラフ読み取り

 

特徴 日本地理分野メインの出題であった。異動後、初めてのテストであったが、問題自体はオーソドックスかつ、教科書レベルであるが、都立一般入試を意識しているような問題構成である。具体的には、グラフの読み取り、社会事象の説明などは、都立一般入試で頻出である。テストとしては、標準的であるが、クラスによって進度がまちまちであったり、進度が遅いせいか説明がほとんどなされていない分野があったりとのことである。こうした点を留意して、テスト前には、留意して授業に臨むようにすることが必要だろう。
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